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2012/11/21
条件や価格でいつも迷ってなかなか土地が決まらず困ってます。いいアドバイスはありますか?
ありがとうございます。
よくアドバイスしているのが「住めば都、寛容な心で土地を選ぶ」ということです。
本当に良い土地は、早く売れます。迷っているうちに、希望の土地が他の人に売られた経験をした人も多いと思います。
限られた予算の中で、迷わず良い土地を早く購入する為には、優先順位をつけて決めると、早く決まります。希望条件を全て満たす土地はありません。優先順位の低いものは、切り捨ててください。すべて満たすと予算オーバーするケースも多く見られます。
土地と建物の全体予算が決まると「買える土地価格が(約〇〇〇万円)」と決まります。その中で賢く買いましょう。
例えばの話ですが、
■「住む地域優先」のお客様の決断法として・・・
人気の学区や便利なところは、価格が高くなります。土地物件が、なかなか出ないところも高くなります。どうしてもその高い地域に住むことを優先するなら
(1)土地形状が悪くても、希望地域内の土地を安く買って建物の設計を工夫することで、価格を抑えて快適に暮らす
(2)同じ団地のなかでも東西南北の接道方向によって価格が違う。安い物件を選び、ちょっとした設計の工夫で予算内にまとめる
(3)地域優先で高い土地を買うなら、土地面積を少なくして、建物の立体利用をする
以上の3点です。変形敷地など敷地条件が限定された土地には、工夫することで予想外に良い家が建っています。建築と土地の両方を知りつつお金の計算を具体事例で概算していただくよう営業の方にお願いすると良いと思います。もちろん当社営業も答えられます。
■「土地価格優先」のお客様の解決法として
(1)住む地域と方向を限定しない
(2)価格に合うまで郊外に出て、土地選定の幅を広くする
(3)地域優先の人と同じように、土地形状にこだわらず、坪数を抑える
以上の3点です。住む地域を限定せず、やや郊外に買うときは、子どもが小学校に上がる時までに建てるのが有利です。
子どもが大きくなると、友達と別れるのが嫌で、家を建てるのをズルズルと先延ばししているケースもあります。アパートは比較的便利な場所に建っていることが多く、どうしてもその近くを考える人が多いようです。また、地方都市に住む人は実家に近い方向を知らず知らず無意識に選んでいる場合もあります。思い切って、全く反対の方向まで探してみましょう。地域の枠、形状の枠を限定せず、白紙にして考えることが大事です。そこしか無いという思い込みを捨てて、やや寛容な心で選べば、安く良い土地が現れて早く決断できます。